2004年10月14日


本日部分日蝕があったらしいですが、仕事中だったのでみることは出来ませんでした。


日蝕というと、天の岩戸伝説を連想する。

天照大神が岩戸に隠れ、世界に光がなくなったので神々があつまり岩戸をこじ開けようとするが開かない。一計を案じ岩戸前で宴会を行なった。女が舞い、賑やな音が岩戸の中にも聞こえる。気になった天照大神は岩戸を少し開け覗きみようとする。そこを怪力男が勢い良く開け光が戻る。

っつ〜話だったような。
この話が本当であるなら、と、過去の日蝕をコンピューターで計算し、天の岩戸の場所を特定しようという動きがあった。それを耶馬台国の所在地論争の論拠にしようとしたりもした。
結果は?
そもそも、皆既日蝕の時間ってそんな酒宴準備するくらい長くないですよ。

日本神話って天照大神や須佐之男はよく出てくるくせに、月読命ってほとんど出てこないんだよね。


もうひとつ。
古代中国には日蝕に関する悲しい話がある。宮中の天文学師が日蝕を予言出来なかった為、処刑されてしまう話だ。

日本がまだ神話だった時代、中国では予言するレベルまであったんですねぇ…。



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