2004年12月02日


中国思想家の考えに「中庸」という言葉がある。
中程という意味合いの言葉で、あることをするのにやり過ぎず、やらな過ぎず、程々に、という意味だと高校教師は言ったが、ちょっと違う。

どちらかというと、バランスをとるという意味もある真ん中という意味あいがつよい。

見かけの真ん中ではなく、均衡がとれる真ん中ではなかろうか?


これを仕事に当てはめてみる。1つのことに頑張りすぎると他の仕事とのバランスが悪くなり、余計トラブルになったり、自分の身体を壊したり。

家庭においても、子供の教育にいいからと、過度に教育ママになったり、子供を傷つけるほど叱ったり。

食事においても、みのもんたがイイというからそればっかり食べ身体を壊す「みのもんた症候群」になったり。

他とのバランスを顧みず、やりすぎるのはよろしくない。

この意味で「中庸」という思想は凄いなと思う。
しかし「中庸」の意味をただ「真ん中」って教えられると誰もイイ考えだと思わないよな。



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