2005年02月25日
学生時代大学の入試課でバイトしてました。
二次試験ともなると遠方からの受験者が多く対応がたいへんです。
センター試験の点数を見てから志望校変更、入試要項を取り寄せ、手続きするには期間が短い。
しまいには手続きが開始してから要項を取り寄せようとする人がいる。住所次第では直接取りに来てもらったりする。
また、土地に不案内な人への説明もする。幸い多くの学部は駅前にあるので、説明がしやすいが、駅徒歩1〜15分という表記になっているので混乱を呼ぶ。学部によってはキャンパスの端まで行くのだ。
単科大学はよいが、多くの学部を抱える総合大学は、受験当日は大変だ。矢印の案内板を作成するのも大変。
試験開始終了時刻は各学部バラバラ(共通問題除く)
問題用紙も異なるので配送ミスは許されない。中には押し花が問題の資料であって、定型外だった(生物学科)。解答用紙が定形外な美術系の学科もある。
問題の作成は夏休みから始めて、何度も検討委員会を重ね、校正も何度もやる。でも出題ミスは出てしまう。
採点も不正が無いよう、受験番号の他に当日になってわかる席番号があり、採点時には解答用紙の受験番号名前部分は切り落とされ、採点者にはわからないようにするなど工夫はしている。
最近問題の2ちゃんねるへの流出が問題になっているが、流出経路は限定される。おそらく印刷製版系。
2ちゃんに書き込むのは注目されたいだけなんだろうな。