2009年11月25日

同窓会2.0のススメ

例えば30代前半までのIT系の工学部の大学生の同窓会などなら、
Skypeによる同窓会は容易かもしれない。
というのは、
ITレベルが一定以上あり、レポートもPCを使って書くこと、ネット普及し終わったあたりなので、
Webにアクセスすること、キーボードを叩くという作業、Skypeを設定するなどすぐ出来る層だから。

そしてネトゲにはまる層もまた限られている。
真っ当に仕事してる人はRPG系は無理。


地方の中学や高校で文系も含む状態の同窓会だとどうか。
ぶっちゃけ中卒もいる。高卒だが実質小学校レベルの知能の人もいる。
携帯メールすら面倒で、電話派が多い。
その携帯電波すら届きにくい地域在住や、ADSLも開通してなく電話代を気にしながらISDN接続という僻地もあるわけで。

その電話代すら節約している人も居る。
それぐらいITレベルが低い。

IT業界が流行らせたがるものは、光ケーブルが通っている、
コメンテーターと同様の知能レベルの友人間で成立する世界。

HP作りながらも申し込みはFAX→折り返し必ず電話がかかってくるという(実話)、そんな地域なので、現場でログインの仕方からなにから個別に教えない限り無理。


そして、一番の難所は。
全員が全員、善良な市民とは限らないという事。
いわゆるスパム化しやすい業種に就いている人もいるわけで。
(不動産投資系、美容系、派遣系、コンサルタント系、健食販売など)
同窓生に付け込んだ商売を目論む人もいるわけで。

ゆびとま騒動やmixiスパムに嫌気がさした人は、登録式に抵抗を持つ。

それに、年代が違えば赤の他人なわけで。
でも実名を出さないと本人確認は難しいし。
情報管理がムズイ。


一番の警戒要素は、「同窓会費」の存在なんではないかな。
下手に事務局と連絡がとれるようになると、寄付金を請求されるのではないか?
そういうので躊躇する人もいるだろう。

確かに何かの媒体を持つというのは維持費がかかるもの。
商売をする人には「広告料」をしっかりとって所定の場所で宣伝活動させ、
広告料を運営費に充てるとかしっかり明記して、
同窓会サイトではお金を取らない、サイトの個人情報は流出させない
一切広告主に漏らさないという風にしないと、
スパムメールにうんざりしている人は絶対登録はしないだろう。

そして登録するメリットを出さないと。

人の情報はききたがるのに、自分の情報は出さない、そんな人ばかりだから。
みんな基本、野次馬と覗き魔。

自然に情報を提供し、且つ情報を出すほうにもメリットがある、
そんな仕組みを持たないと駄目なんじゃないかな…。

人間基本面倒くさがり。

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