2011年09月07日

会社で放射能の心配をすると、上司が笑い飛ばす。

「おれらのほうが沢山被曝してんねんで!」
「セシウムなんかおれら中学校の時に測ったほうが濃いんだで?」

調べてみた

フォールアウトからの人体内セシウム(40年の歴史) - ATOMICA -
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-04-11

図2 日本人中学生尿のセシウム137濃度の推移(1959-1964年)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010411/03.gif

1964年 4Bq/L……。

ちなみに民間が測定した福島の子の尿

時事ドットコム:「2カ月後もセシウム微増」=子ども尿調査の市民団体
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201109/2011090700781&g=soc

0.87Bq/L

上司が笑い飛ばすのももっともかもしれない。

核実験時代、例えば米のセシウム濃度が5Bq前後あったんだが、
全国的に全食品汚染され、輸入しようが何しようが、産地を選びようがない状況。
どんな家畜も人間も汚染された状況。
測定していないだけで、1万Bqのキノコも沢山あったと思う。

そんな時代を生きてたアラフォーアラフィフが目の前で生きてる。
セシウムで蓄積されやすいと言われる膀胱ガンや腎臓ガンなんて、胃ガン肺ガン大腸ガンに比べたら少なくて。

色々恐怖を極端に煽る人がいるけど、
摂取量はそりゃないに越したことはないが、
現時点では生き証人である40〜50歳のオッサンたちの経験した内部被爆量にすら達してない。

このラインがまだ大丈夫な目安なんだろうな。
超えないように、収束すれば良いのですが。


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