2012年02月23日

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昨日、実家にあげる予定の測定器が届いた。
自治体のよく貸し出してるメーカーよりマイナーだが、なんとスペクトルが見れて核種特定が出来るタイプなので、ちょいと値段がはる。
でも、実家はセシウムが濃い牧草を探しだして避けなきゃならないという生活がかかってるんで、単純に線量だけではカリウムも含んで使える牧草も避けたのでは大損失。明らかにヤバイのを探しだして、細かい数値は農協で測ってもらえるようにして牛を被曝させないよう、そのためには現場にこそスペクトロメーターがいる。
納期2ヶ月と書いてたので来月かと思ったら、1ヶ月しないうちに届いた。

どんな機械でも、正常に動作するか一通り試して、初期不良がないか確認するもの。

とりあえずちぃ太郎の周辺放射線をば測ってみる。
8階ということもあり、0.040μSv/h前後で推移する。

翌朝電源ONにして鞄に忍ばせ時々値をみて、世の中どんなもんだろうと見てみた。
地上は自治体測定とほぼ一致の0.08μSv/h。

地下鉄に入るとぐっと下がる。
コンコースは0.05μSv/h。
自動改札付近は、電波の影響で高め。
ホームに入ると0.03まで下がり、車内では0.015ぐらいまで下がる。
ただし、ホームで待っていて地下鉄が入線すると少し値がはねあがる。

通勤路も概ね0.08だが、首都高の橋脚下で何故か0.097にはねあがる。
何かと見渡したら、橋脚に首都高からの雨水を流す雨樋がある。
また川の脇で、下水が川に排水する場所でもあり、その近辺の雨水桝の上に来ると値が上昇する。上昇すると言っても除染基準には達しないレベル。
長居するわけにもいかんのだが、その周辺を歩く最中にスペクトルをとってみたら、セシウムらしい山も出てきた。

午後はちぃ太郎の1歳半乳児歯科健診。
会場もこっそり測定してみた。
通常は屋内に入れば減るし、フロアが上であればさがるのだが、外より高い値が。
おかしいと思い周りをみたら、窓の外には下の階の屋根がある。
原因はその屋根にあるようだ。
別の部屋に入るとさらに上昇。
スペクトルを見てみたが、顕著なセシウムの山は見えない。
ただバックグラウンドが高い。
もしかしたら、最上階であるので屋上からの放射線のコンプトン散乱でバックグラウンドが高いのかもしれない。

しかし、この程度の線量だと、短時間測定ではたまたまこの時間帯だけ少し高かったというのもよくある話なので、なんとも言えないのである。

ま、自分やちぃ太郎の生活圏には恐ろしいほどのホットスポットはなさげ。あっても掃除する程度。
むしろ、駅前などは電車のスパークや各種電波を出す機器からでるノイズが多い。

たまに何か強い波動がきて、0.3とか一桁数字が上がったり。
ちぃ太郎が周辺で暴れただけで、多分静電気ではねあがり。
蛍光灯がついてると値が乱高下しやすいし。
癖を知ることは大事です。

実家に持っていくまで、色々実験したいと思います。


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