2017年07月11日

またしても悲しい事件。
無認可保育で園児に食塩水飲ませて傷害致死。
詳細記事を読んでみたら、案の定、無資格の園長が深夜はワンオペ保育という、宇都宮の死亡事件と被る状態。

こういうので、そういう所に預ける親がどうのという話が出るけど、夫婦で飲食店勤務の場合、通常の認可園の保育時間にはあてはまらず、深夜も休日も受け入れてくれる無認可に頼らざるを得ない現実がある。

住んでる自治体に夜間保育の認可園は存在するが22時まで。延長で23時までである。
そしてその所在地は、繁華街からJR駅に換算して1駅半の駅からも遠い場所にある。その夜間保育は定員割れにも関わらず、繁華街にある24時間保育をする無認可保育園は、狭い場所にひしめき合ってる状態。

はっきり言って実情に合ってない。

自治体や議員の理屈は、
夜間保育をつくると、母親の深夜労働を認める、助長するから作れない。
公立で設置すると既存の無認可保育園の民業圧迫になり兼ねない。

実際問題として、ワンオペ保育による保育士が園児への虐待事件や死亡事故、保育に預けず子供だけに留守番させて仕事に出ている最中の火災など、しっかりした質の担保された夜間保育があれば守れた幼い命が存在する。

ひとり親になった時に、工場勤務やオペレーターでも夜勤の方が時給単価が高いので、敢えて夜勤や遅番を引き受ける場合もあり。
夜間保育や宿泊保育は、自治体のセーフティーネットとして、児童相談所の一つ手前の位置付けで存在した方が良いと思うんだ。

昭和の時代は、定食屋は21時前に閉まり、居酒屋も23時には閉まり、深夜営業してるのは風俗店だけだったかもしれないが、
平成以降、21世紀には、定食屋でも23時まで営業し、24時間営業のスーパーやドラッグストア、電話問い合わせも夜間窓口が存在する。

深夜保育は風俗業が利用という概念を自治体や議員は外して、特に貧困な人ほど時給単価が高い深夜勤務を選び、そして質の保証もない託児を利用する。

子供の貧困対策で有効なのは、一定水準未満の世帯の乳児保育を義務化して、しっかり栄養をとらせ、良い保育や教育を与えること。

誰もが理想的な親になれるわけではない。
スローガンとして目指すのはよいが、スローガンから外れた場合、何も救済がなく皆それで苦しむ。

公立の認可夜間保育園を繁華街にセーフティーネットとして設置して、多くのスローガンから踏み外した家族を救って欲しいと思う。



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