2018年04月23日
先日の授業参観で気付いた事。
担任が昨年度は6年生を担当してたということで、時々うっかり2年生の読めない漢字を書いてしまうこと、それを担任が一人ツッコミ入れながら書き直していた。
時々ネット上で、学校の謎ルールというか、謎教育がバズるわけだが。
今思うと、教師側が心がける事を逆に生徒に強いてしまってる事から発生してるのではないかと。
書き順にしても、教える側は正しい書き順で書くのが必須である。しかし、一般社会に行けば可読性があれば問題ない。
漢字にしても、「教わっていない漢字を使うな」ではなく、「生徒に教えてない漢字を教師が使うな」である。
掛け算の順序も、生徒に分かりやすくするために文章題に沿ってかける順番に気をつけて書く必要があるが、生徒側は主旨がわかっていればかける順番はどの順番でも良い。
例えば、子どもに質問されたなら、専門用語無しに子どものわかる言葉で全部答えなければならない。
科学的な事なら事象を説明すれば良いのだが、言葉の意味だと国語辞典の説明より更に子どものわかる言葉で説明しなくてはならないので、非常に困難だ。
そして教科書の内容で思うのが、教育者の間では当たり前のものでも、今の現実社会では当たり前ではなくなったものが未だに教材で扱われていたりする。
また、算数の問題文には一般社会ではありえない独特な言い回しをする。
知らない語彙が出てくるので、子どもはそこで思考停止してしまうのだ。
そういう教える側に対する語彙や使う用語の制限を、教わる側に強いるのはマチガイ。