2018年06月04日

昨日のプチ本番の打ち上げで聞こえた会話なのだが。
「A中学校は合唱部しかなくて、I中学校は吹奏楽部があって、統廃合でAI中になったけどA中の人は入り込めなくてI中の人ばかり」
という感じの事を言ってた。

もっと背景を掘ると、I中の学区のA小学校には金管バンドがあり、I小学校には吹奏楽クラブがある。
A中の学区の旧S小や旧2I小には管楽系のクラブは無く、統廃合後のN小になっても無い。
つまりAI中の吹奏楽部はほぼA小I小の人なのだ。
同じく隣のK中に至っては中学にすら吹奏楽部は無い。

管楽の日照り地区なのである。
そのくせ商店街の祭りには外部団体のパレードするという。

こういう環境で、区内在住在勤在学者で募集かけてレベルの高い人が集まるだろうか?
そもそもポスターやチラシを撒いたところで興味を持つだろうか?

普通、自分達が関わることが無い、関わることが出来ないものに興味を持つことは稀でして。
そういえば、一昨年だったかの小学校で演奏会をしたときに、校長が挨拶で「もう二度と無いかもしれない」と口が滑ってしまうほど、都会にいるにも関わらずオケの生演奏を聴くという事は無い人が大多数であるという事実。
その学校のすぐ近くの高校の話だが、新聞記事で野球の練習の騒音苦情があるために、マネージャーが1軒1軒に毎月の練習予定表を投函してまわる話があった。
野球でそれなのだから、楽器の漏音にも当然苦情が来るわけで。

子供の通う学校施設を使って管楽器のクラブやりたいんだけど、周辺騒音との兼ね合いをどう調整していくのかと考えたら気が重い。
でも子供たちには経験機会は持たせたいし、遠くに足を運んで演奏するより地元で活動したいし。

やはり、体験会とか初心者講習みたいなの開かないと駄目なんかなと思ったり。

3年かければ4年生で始めた子が6年生でいいレベルまで吹けるようになるはずで。そうすれば先輩から後輩へ教えるサイクルが出来てくる。
その3年を頑張れるかなんだよな。
それを指導出来る人が今までこの地区に居なかったんだよな。(楽器を揃える申請をする人も)




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