2019年03月11日
いつもは帰宅するとニュースをつけてみるのだが、見たくない気分。
震災報道ばかりになるから。
昔は報道を信じるしかなかったけど、今は取材された側が意見をネットで言える時代でして。
取材依頼を断ったというコメントが多い。
多くの人は鎮魂の日であり、大事な人の命日である。
ありのままの姿を取材しに来るならともかく、
「被災者」のステロタイプの映像素材を探しに来るらしい。
報道のストーリーはもう決まってる。
それに合った絵やコメントを撮りに来る。
現地はもう普通に暮らしている人が大半なのたが、もちろん生活支援が必要な方々もいるが、もう地元で経済を回し始めてる。
自立してる、それなのに自立できない人たちの報道で埋めつくされる。
感動ポルノという言い方があるけど、報道が現場の観察に基づくジャーナリズムではなく、制作者の思いを映像化した扇情的なものになってる。
観察日記ではなく読書感想文のほう。
報道がワイドショー化してる。