2020年07月10日

切腹とは本来、腹黒いところはありませんと腹を切って内臓をお見せするところまで一式らしい。
つまり身の潔白を訴える決死の抗議行動。

腹を切って詫びるというのは、なんかその本来の意味からずれて、腹黒いから死んで詫びる方に行っちゃってる。
言葉とか意味とか時代と共に変わっていく。

旦那が腹切ってガン取り出してから14年経つんだねとしみじみ思いたいのに、あの時ずっと楽器吹けるように俺が支えてやるぞと思ってたのに、
それが重荷でこちらの想いとは逆の方向に行ってしまうのをみてると、自分は何の為に頑張ってきたのかと虚しくなる。

元々年の差があって、定年こえたらパート程度の仕事しかなくなり、自分が世帯主として支えていくという覚悟でここまで来てる。

一緒にいると楽しい未来が想像できるから結婚する、そういう言葉がどっかにあったけど、楽しい未来が想像できないとか苦しみしかないとかいうときに、今の状況を受け入れて楽しくなるように考えるという努力は必要。

人生50年と言われた時代なら、死が二人を別つまでという誓いはせいぜい30年の約束で済んだけど、人生90年の時代、倍の60年ぐらい、しかも子作り子育て期を過ぎてから30年以上、どう楽しくなるように過ごすか。
100%思いどおりいくことなんて無い。
二人いれば50%で妥協しなければならないし、子どもがいる場合は10%しか思うようにならないのが現実。


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