2005年11月13日



05-11-13_22-08.jpg平泉近辺は掘ればなんでも出るからなぁ。

柳の御所遺跡保存をするため、堤防&4号線バイパスの計画を一部変更し、北上川を移動させる工事をしていましたが、一部景観保護運動などでもめておりました。
保護保存するとなると、さらなる変更が必要で、もう、河東にバイパスを移して河西堤防は最小限にするか、前回同様北上川をさらに東に移動させるしか…。

いつまたアイオン台風規模の災害が来るかわかりません。強引な計画通りの工事遂行もどうかと思いますが、無責任な保護運動(保護だけ叫び洪水対策の打開案を何も論じない運動)も対策を遅らせます。
放っておけば、いずれ北上川に侵食される難しいところです。

地形的に一関市から南の北上川は、県境の山間を縫っていくので川幅は狭くなる。そのため、上流で大雨が降ると逆流して溢れてしまう。
そのため前沢町箱石橋から南の河東は遊水池としてわざと溢れさせ、流入量を調整する。河西にある市街地をまもるために北上川西岸は堤防を作らざるを得ない。堤防を作るために事前調査の発掘が行われるのだが、そのたびに新発見がある地区なのだ。

この治水計画はたしか、おいらの生まれる前からあって、10数年前に西岸に隣接した柳の御所遺跡の問題がおこり5年ぐらい前に北上川を数十メートル移動させる方法でようやく保存と治水を両立させたところ。
堤防が出来るまで大雨が降らないことを祈るのみ。



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