2006年01月27日
歴代で女性天皇といえば
・推古天皇(33:欽明天皇娘、敏達天皇妃)
・皇極天皇(35:茅淳王娘、孝徳天皇姉)、斉明天皇(37:重祚)
・持統天皇(41:天智天皇娘、天武天皇妃)
・元明天皇(43:天智天皇娘、草壁王子妃)
・孝謙天皇(46:聖武天皇娘)、称徳天皇(48:重祚)
・明正天皇(109:後水尾天皇娘)
・後桜町天皇(117:桜町天皇娘)
と7人いる。
女性天皇については、皇位継承者が幼い時や、政争でもめてるときにとりあえず女性を立てて政争を沈静化させるなど前例がある。
但し、これら女性天皇の子から天皇が立った例は、配偶者も皇族である場合しかない。子が無い場合、他の宮家から天皇が立っている。女系はあくまでも立たず、男系で成り立っている。
さて今もめてるのが、女系天皇を認めるか。ということである。
女性天皇が立つことは歴史上問題ないが、女系が立つということは、女性の宮家が新たに立つということでもあり、それだけ金がかかる。これは国民負担。
もう一つが、現在男系の宮家があるわけだが、女系を容認すると彼らの継承順位が下がり、存在価値が薄れていく。これは皇族方の都合だが。
一般家庭では。継ぐ資格がある中で継ぎたいものが継ぐか、親族が決めたものが継ぐか、自由だ。
なのに、天皇家の当の当事者はほぼ蚊帳の外で、外野がわいわい言うのはけっこう滑稽な話。
国民の税金がかかるからといわれればしまいだが、外野の意見より当事者の意見を優先するのが筋な気もする。継承順位を法律で決めるのもねぇ。
皇位継承は皇族会議で満場一致にならないときだけ、ガイドラインに従う程度でいいんと思うんだが。どうせ事前に皇太子を立てるんだし。