2006年10月19日


06-10-19_20-43.jpg電車で「ウンコミュニケーション」を読もうとすると、隣席からも思いっきり「ウンコ」のでかい文字が見えるので、さりげなく親指で隠しながら読む。

一気に読み終えたので、早速じぃに貸し出し。
再発を防ぐためにも毎日いい便して欲しいからね。
2年前に出た「べんのお便り」はすでに在庫なさそう。

パプアニューギニアの芋だけで生活している民族、ウシ並の腸内細菌を持ってて、アンモニアをアミノ酸に変える細菌が常駐してるから、タンパク質不足にならないそうだ。
健康な民族の生活をいきなり真似たところで、腸内細菌のバランスが違うので同じ効果は得られない。
健康食品が万人に効かないのも頷ける。
細菌をいかにコントロールするか、その結果は便に出てくる。

思えば昔は冷蔵庫も無く、善くも悪くも適度に菌がついたものを口にしていた。
腐る直前がうまいとか、東北弁の「アメた」ものも勿体ないから口にしてたし、保存食は醗酵食品だ。
感染症のリスクもあるが、うまく菌の補給がされていたような感じだ。
現在は水はカルキ殺菌されてるし、冷蔵庫のお陰で腐らなくなったし、冷凍食品や真空パックでファーストフード化して漬物やなれ鮨などの保存食は食べなくなったし、清潔嗜好であちこちよい菌まで殺菌されているので、いい菌を意図的に口にしないといけなくなったのかも知れない。

ヨーグルト、納豆、生味噌、塩辛、干物、糠漬、粕漬、なれ鮨…。
プリン体や塩分が気になるものばかりだが、適度に取ったほうがいいものだ。
生食健康法も、野菜の成分や酵素だけでなく、生ものに付着した細菌にカギがあるかも知れない。

実家に居ると体調が戻るのも、ストレスや汚染物質からの解放だけでなく、井戸水、土がついた野菜、沢山の漬物で、適度に昔馴染みの細菌を取り込むからなのか?




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