2008年01月18日
古紙配合率偽装で製紙業界がてんやわんやになっております。
一時前は混ぜ物を勝手にしたり、古いのを使って騒がれたのに、古い混ぜ物が足りないからと騒がれる。なんとも滑稽な世の中。
なんで偽装?と思う方もおりましょう。
新しい紙を作るより再生紙の方がコストがかかるのです。
古紙、特にシュレッダーを通された紙などは繊維が短くなって紙の強度が低下し、そのため紙の腰が弱くなったり紙粉が発生して、プリンタの紙詰まりの原因になったりします。不純物が入るので白色度が低下し色材の発色に影響します。
出来るだけ顧客の要望する新しい紙の品質に近付けるため、品質管理や精製、添加剤にコストがかかります。
中国ではメディアが急速に発展して紙の使用量が急激に増え、日本の古紙市場まで食いつぶされ、古紙価格が高騰。ゴミ集積所から持ち去りが法的にどうなのか論議されています。古紙自体が高くなっています。
さらにはバブル崩壊以降価格破壊でギリギリのコストまで切りつめている上に、原油高で生産コストは増大。
新しい紙の方が利益率が高いのです。
消費者は古紙再生=安いと勘違いしていますが、新しい紙より原価がかかるものです。
また使用する企業にとって、再生紙を使うことで環境配慮しているとアピールする戦略があります。
OEM販売しているメーカーはユーザーニーズに応じて、原価が高いにも関わらず再生紙を新しい紙と変わらぬ価格で売ろうとします。
そのしわ寄せは底辺産業である原材料生産産業に全部来るのです。
さて、環境配慮という再生紙、本当にエコロジーなんでしょうか。
使えるものの再利用だからエコロジーとは限りません。コストがかかるということは、それだけ工程を経て製品になるということ。トータルの環境負荷は「もしかしたら」新しい紙を使うより大きいかも知れません。
再生はOA紙→更紙→トイレットペーパーと本来徐々に質が問われないものに変えていくものなのに、OA紙をOA紙に再生させるというのは非常にエネルギーがいることなのです。
つまりは企業の自己満足に付き合わされているだけに過ぎない。
カネカネカネ!で、企業のコマーシャリズムに騙され湯水のごとく物を消費し、安さを追求し物を大事にしない、人を騙してまで儲けようとする、いやな世の中になりました。
地産地消で日本国内で木材を生産し国内で消費するようにするのが、本当のエコロジー。
林業従事者に適切な給料を与え森を育て、育った木から近くの工場で製品を作り、国内で消費するのが、一番運送によるエネルギー消費を減らし、かつ産業空洞化による失業者を減らし、値段が高くなることで物を大事にし節約して使おうとする心を育てると思う。
こっから脱線ですが。
紙の成分はほとんどセルロース。
ということは、セルロースを糖に変える微生物を使ってバイオ燃料を作った方が、現在の食糧先物価格高騰を抑えるものになるかも知れません。
石炭って植物が化石化してできた燃料?といわれてるのだから。
石油石炭のできるメカニズムを解明すれば、ゴミから石油が作れる方法が出来るカモ?
一時前は混ぜ物を勝手にしたり、古いのを使って騒がれたのに、古い混ぜ物が足りないからと騒がれる。なんとも滑稽な世の中。
なんで偽装?と思う方もおりましょう。
新しい紙を作るより再生紙の方がコストがかかるのです。
古紙、特にシュレッダーを通された紙などは繊維が短くなって紙の強度が低下し、そのため紙の腰が弱くなったり紙粉が発生して、プリンタの紙詰まりの原因になったりします。不純物が入るので白色度が低下し色材の発色に影響します。
出来るだけ顧客の要望する新しい紙の品質に近付けるため、品質管理や精製、添加剤にコストがかかります。
中国ではメディアが急速に発展して紙の使用量が急激に増え、日本の古紙市場まで食いつぶされ、古紙価格が高騰。ゴミ集積所から持ち去りが法的にどうなのか論議されています。古紙自体が高くなっています。
さらにはバブル崩壊以降価格破壊でギリギリのコストまで切りつめている上に、原油高で生産コストは増大。
新しい紙の方が利益率が高いのです。
消費者は古紙再生=安いと勘違いしていますが、新しい紙より原価がかかるものです。
また使用する企業にとって、再生紙を使うことで環境配慮しているとアピールする戦略があります。
OEM販売しているメーカーはユーザーニーズに応じて、原価が高いにも関わらず再生紙を新しい紙と変わらぬ価格で売ろうとします。
そのしわ寄せは底辺産業である原材料生産産業に全部来るのです。
さて、環境配慮という再生紙、本当にエコロジーなんでしょうか。
使えるものの再利用だからエコロジーとは限りません。コストがかかるということは、それだけ工程を経て製品になるということ。トータルの環境負荷は「もしかしたら」新しい紙を使うより大きいかも知れません。
再生はOA紙→更紙→トイレットペーパーと本来徐々に質が問われないものに変えていくものなのに、OA紙をOA紙に再生させるというのは非常にエネルギーがいることなのです。
つまりは企業の自己満足に付き合わされているだけに過ぎない。
カネカネカネ!で、企業のコマーシャリズムに騙され湯水のごとく物を消費し、安さを追求し物を大事にしない、人を騙してまで儲けようとする、いやな世の中になりました。
地産地消で日本国内で木材を生産し国内で消費するようにするのが、本当のエコロジー。
林業従事者に適切な給料を与え森を育て、育った木から近くの工場で製品を作り、国内で消費するのが、一番運送によるエネルギー消費を減らし、かつ産業空洞化による失業者を減らし、値段が高くなることで物を大事にし節約して使おうとする心を育てると思う。
こっから脱線ですが。
紙の成分はほとんどセルロース。
ということは、セルロースを糖に変える微生物を使ってバイオ燃料を作った方が、現在の食糧先物価格高騰を抑えるものになるかも知れません。
石炭って植物が化石化してできた燃料?といわれてるのだから。
石油石炭のできるメカニズムを解明すれば、ゴミから石油が作れる方法が出来るカモ?
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1. ブログ意見集: ゴミ分別と資源リサイクル by Good↑or Bad↓ [ ブログ意見集(投稿募集中)by Good↑or Bad↓ ] 2008年01月22日 14:42
「ゴミ分別と資源リサイクル」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。