2008年11月04日

絵が下手な人は、物をよく見ず思い込みで描くから、バランスがおかしくなり変になる件。

逆に適度に歪むからこそ写真とは違うぬくもりがある。
彫像は現実にはそこまで筋骨隆々な人はいないが、デフォルメすることで力強さを表現し、漫画は目を大きく描くことで表情を豊かにする。

音楽も、ウィンナワルツのようにステップを踏むアクセント部分は長めに強調される。

でも双方に共通するのは、強調があってもバランスよく枠内に収まってる事。

前衛アートは枠をはみでたり、変拍子があったりするが、はみ出たらはみ出たなりのバランス感覚が存在する。
それらは心の中のイメージを描きながら、目の前に出来上がったものをきちんと客観視してるから。

人間との距離感もたまには引いて客観視してみないと、その歪みに気づかない。
ぞっと。

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