2011年08月26日
実は出穂時期に放射性物質の降下が影響があるのではないかと。
茨城県鉾田市
空間線量(地上1m)
6月中旬 0.143〜0.265
7月上旬 0.137〜0.274 ←一部地域で上昇
8月中旬 0.113〜0.235
米中セシウム 52Bq/kg
千葉県白井市
学校等 空間線量(地上1m)
7月上旬 0.18〜0.42 ←6月データは不明だが、なんか高め
8月中旬 0.15〜0.34
土壌セシウム(採取地点は異なる) 16〜1779Bq/kg ←住宅地の中の公園からも採取なので集まって高くなってる地域や、独自に砂の入れ替えをして低くなってる保育園含む
米中セシウム 47Bq/kg
福島県会津坂下町農村公園 空間線量(地上1m) (市街地は低いけど東側は高いらしい)
7月上旬 0.270〜0.440
8月中旬 0.289〜0.420
土壌セシウム 240〜868Bq/kg
航空モニタリングによる線量(隣接地域からの推定) 0.1〜0.5
航空モニタリングによる土壌セシウム(隣接地域からの推定) 10k〜60kBq/m^2≒100〜600Bq/kg
米中セシウム 不検出
東京都 水道中の放射能
2011-07-02 セシウム137 0.14Bq/L(前後は不検出)
米の作付制限5000Bq/kg(≒500kBq/m^2)
米の土壌からのセシウム移行係数0.1
つまり暫定基準500Bq/kgすれすれになると予想される土壌汚染濃度で作付制限。
空間線量が白井市より高めの会津坂下の田園地帯は不検出(移行係数から考えると50Bqぐらい出るもの)、他の地域も不検出。
空間線量が白井市より低めの鉾田市が白井市より値が高めに検出。
7月上旬に関東で空間線量が上昇した時期があった。
東京都でも微量セシウムが水道から検出されたという事を考えると、
7月上旬にある程度降下があったものと考える。
7月上旬と言うと早場米の米が出穂=米の花が開花していた時期である。
つまりもみ殻のもとが開いている状態で胚芽のもとが露出している状態。
この状態で降下があり受精後閉じ付着したセシウムが閉じ込められ、デンプン質が太っていく。
実は米のセシウム移行係数は実は根からの移行は低くて、
核実験時代は空気中に浮遊している放射能の影響でもみの中に取り込んでて移行係数が高めに出ていたと考える事は出来ないだろうか?
お茶の葉でも事故直後の葉物野菜でも牧草でも、土壌汚染より葉に直接吸着吸収してしまった放射性物質の影響が大きかった。
葉物は根からだけでなく葉の表面からも吸着する性質を持つようである。
果樹でも、木の表皮を剥がす等で放射性物質の量を下げる事が出来たという報告もある。
核実験時代は四六時中浮遊してたわけで、土壌汚染が低くても出穂時期に微量降下で葉や花に付着して値が出たという可能性は捨てきれない・
空間線量や土壌汚染のデータだけでなく、出穂時期の風向きや空間線量のデータも蓄積していったら、品種以外の移行係数のばらつきが分かるかもしれない。
もし根からの移行係数が低く、出穂時期の浮遊放射能による影響のほうが大きければ、
米の栽培方法を工夫すれば土壌汚染が高めの地域でも不検出の米を栽培できるようになるかもしれない。
全国のデータが出てみないと分からないけどね。
茨城県鉾田市
空間線量(地上1m)
6月中旬 0.143〜0.265
7月上旬 0.137〜0.274 ←一部地域で上昇
8月中旬 0.113〜0.235
米中セシウム 52Bq/kg
千葉県白井市
学校等 空間線量(地上1m)
7月上旬 0.18〜0.42 ←6月データは不明だが、なんか高め
8月中旬 0.15〜0.34
土壌セシウム(採取地点は異なる) 16〜1779Bq/kg ←住宅地の中の公園からも採取なので集まって高くなってる地域や、独自に砂の入れ替えをして低くなってる保育園含む
米中セシウム 47Bq/kg
福島県会津坂下町農村公園 空間線量(地上1m) (市街地は低いけど東側は高いらしい)
7月上旬 0.270〜0.440
8月中旬 0.289〜0.420
土壌セシウム 240〜868Bq/kg
航空モニタリングによる線量(隣接地域からの推定) 0.1〜0.5
航空モニタリングによる土壌セシウム(隣接地域からの推定) 10k〜60kBq/m^2≒100〜600Bq/kg
米中セシウム 不検出
東京都 水道中の放射能
2011-07-02 セシウム137 0.14Bq/L(前後は不検出)
米の作付制限5000Bq/kg(≒500kBq/m^2)
米の土壌からのセシウム移行係数0.1
つまり暫定基準500Bq/kgすれすれになると予想される土壌汚染濃度で作付制限。
空間線量が白井市より高めの会津坂下の田園地帯は不検出(移行係数から考えると50Bqぐらい出るもの)、他の地域も不検出。
空間線量が白井市より低めの鉾田市が白井市より値が高めに検出。
7月上旬に関東で空間線量が上昇した時期があった。
東京都でも微量セシウムが水道から検出されたという事を考えると、
7月上旬にある程度降下があったものと考える。
7月上旬と言うと早場米の米が出穂=米の花が開花していた時期である。
つまりもみ殻のもとが開いている状態で胚芽のもとが露出している状態。
この状態で降下があり受精後閉じ付着したセシウムが閉じ込められ、デンプン質が太っていく。
実は米のセシウム移行係数は実は根からの移行は低くて、
核実験時代は空気中に浮遊している放射能の影響でもみの中に取り込んでて移行係数が高めに出ていたと考える事は出来ないだろうか?
お茶の葉でも事故直後の葉物野菜でも牧草でも、土壌汚染より葉に直接吸着吸収してしまった放射性物質の影響が大きかった。
葉物は根からだけでなく葉の表面からも吸着する性質を持つようである。
果樹でも、木の表皮を剥がす等で放射性物質の量を下げる事が出来たという報告もある。
核実験時代は四六時中浮遊してたわけで、土壌汚染が低くても出穂時期に微量降下で葉や花に付着して値が出たという可能性は捨てきれない・
空間線量や土壌汚染のデータだけでなく、出穂時期の風向きや空間線量のデータも蓄積していったら、品種以外の移行係数のばらつきが分かるかもしれない。
もし根からの移行係数が低く、出穂時期の浮遊放射能による影響のほうが大きければ、
米の栽培方法を工夫すれば土壌汚染が高めの地域でも不検出の米を栽培できるようになるかもしれない。
全国のデータが出てみないと分からないけどね。